機能訓練指導員は、利用者様一人ひとりの状態を把握し、その方にあったリハビリを行います。主に、身体機能維持・向上を目的に行っています。そのため、心身機能評価と生活環境を確認します。利用者様の自立を促し、生活の質が向上していけるようにプランを組んでいきます。
バイタル測定を行い、体調が良い場合は椅子・車椅子上でもできる集団体操を行い身体を動かしていきます。なかなか、生活の中で身体を動かす機会がない利用者様が多いため、楽しくて、皆でできる体操を行っています。日常生活において、身の回り動作で必要な上肢・下肢の運動を取り入れていきます。
個別リハビリでは、ケアプランより情報を収集して、心身機能評価を行った後、利用者様の状態に応じたリハビリを行います。おもに、日常生活動作において必要な、立つ・座る・歩くといった動作の筋力を向上させていくため、マシン機器を使用していきます。その他には温熱治療、マッサージ機器を使用しており、痛みのコントロールを行いながら身体を動かしていきます。
個別リハビリを終了後、まずサービス提供記録を記入し、利用者様の状態を日々記録していきます。その後、計画書作成を行います。定期的に利用者様の状態を評価し、日々の状態を確認しながら目標設定を行い、安全に生活をおくっていくためのプランを立てていきます。