介護士は、高齢者や障害者の日常生活の自立を支援する仕事です。食事、入浴、排泄、衣服の着脱、移動などの生活全般を支えています。介護を通じて、ご利用者様の小さな変化に気づくことがとても大切になります。
朝8:00、昼12:00、夕18:00の三食の時間帯があります。
利用者様が、ご自身で召し上がる事ができる方と介助が必要な方では、一人ひとりその方にあったケアを行います。生活の中で、利用者様が楽しみにしているお食事ですし、栄養の偏りが無いように、お声かけをしたり、食欲の無い方には食事の形状に工夫をし、少しでも召し上がっていただけるようにしています。スタッフは利用者様の食欲や、飲み込む状態など、細かく観察しています。
身体の清潔の保持はとても重要なことです。一人ひとりの身体状況に合せて、機械浴・個浴をつかい、入浴介助を行います。
少しでも、気持ちよく入浴していただけるように工夫する必要があります。そして、何より浴室での安全を確保・確認しながら介助しなくてはいけません。シャワーチェアなどを使用し、転倒などには細心の注意を払います。あわせて、血圧の変化や、利用者様の体調の変化にも注意しています。
記録は適切なケアを行う上で、とっても重要です。ひとつのケアを行うごとに、記録を行います。
利用者様の様子、変化を細かく記録し、他のスタッフと共有することで、誰が対応しても適切なケアを行えるようにします。共有する方法は、介護用ソフトに入力していきます。システムの中には、利用者様の一人ひとりの顔写真と共に、病歴や病状はもちろん家族構成や利用者様の好きな食べ物、興味があるものまでが記録してあります。毎日更新することで、その時そのときに必要なケアがリアルタイムに見れるようになるのです。